ケーススタディ

ホームケーススタディ > 特定共用土地の税額計算について(原則) – 固定資産税

特定共用土地の税額計算について(原則) – 固定資産税税・固定資産税

共用土地とは区分所有家屋の敷地の用に供されている土地を言います。
区分所有家屋は分譲マンションや共同店舗のように一つの建物の一部分を購入して使用するような建物です。
区分所有家屋について
共用土地の概要について

今回は、「特定共用土地」の原則的な税額計算について紹介します。

特定共用土地とは

特定共用土地は、区分所有家屋の区分所有者全員で共有されていて、かつ、共用土地の持分割合と区分所有家屋の共用部分の持分割合(専有部分の床面積割合)が一致している共用土地を言います。

原則的計算の要件

1.共用土地が特定共用土地であること。

2.宅地の区分が、小規模住宅用地のみ又は非住宅用地のみに該当していること。

計算式

各共用土地納税義務者の固定資産税額
=共用土地の固定資産税額×各共用土地納税義務者の共用土地の持分割合

特定共用土地は共用土地の持ち分割合と区分所有家屋の専有部分の床面積割合が一致しているため、結果的に専有部分の床面積割合によって共用土地に係る全体税額を案分すればいいことになります。

固定資産税の概要について
固定資産税の支払い方法と納期について
区分所有家屋について
共用土地の概要について

税務・会計に関するお問合わせは趙会計事務所まで

It's only fair to share...Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+