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確定申告:支出医療費からマイナスする保険金そのほか

前回、支出医療費のうち医療費控除の対象となるものについて紹介しましたが、医療費控除額はこの「支出医療費」から「保険金等」の金額を差し引いて算定されます。
今回は、この「保険金等」のうち医療費からマイナスする保険金と、マイナスしなくてもよいものについて、例を挙げて紹介したいと思います。

医療費からマイナスする保険金と、マイナスしなくてもよいもの一覧

マイナスするもの マイナスしないもの
社会保険料等からの給付金 療養費、移送費、出産育児一時金、家族療養費、家族移送費、家族出産育児一時金、高額療養費等 傷病手当金、

出産手当金等

生命保険・損害保険等からの給付金 傷害費用保険料、医療保険料、入院費用給付金等 傷病保険料、

所得補償保険に基づく保険料、

がんと宣告されたことによる保険金

このように保険金の中でも支出医療費からマイナスしなくてもよいものがあります。
マイナスしなくてもよいものを余分にマイナスしてしまうと、医療費控除の金額が減ってしまうので注意しましょう。

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