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年末調整が必要な理由そのほか

年末調整が必要な理由

会社側は毎月給与の支払の際に所得税を源泉徴収して国に納めています。
その源泉徴収した税額は、月々の給料の金額に基づいて計算された概算の金額なので、正確な所得税の金額(年税額)と差が生じる場合があります。

主に次のようなの場合に、源泉徴収した税額と年税額との間に差額が生じます。

  • 1. 年の中途で控除対象扶養親族の数などに異動がある場合
  • 2. 年の中途で配偶者に異動がある場
  • 3. 生命保険料や地震保険料を支払っている場合

年末調整はこの差額を算出し、清算するための作業になります。
一の勤務先から受ける給与以外に所得が無い方は年末調整を行うことで、税額の清算が済んで確定申告を行う必要がなくなります。
特に生命保険料や地震保険料を支払っている場合は、年税額が少なくなり源泉徴収された所得税が還付される可能性が高いので、年末調整確実に行うようにしましょう。

年末調整の準備

会社に正確に年末調整をしてもらうには以下の期限内に以下の書類を提出してください。

  • 1. 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
  • 2. 給与所得者の配偶者控除等(異動)申告書
  • 3. 給与所得者の保険料控除等(異動)申告書
  • 4. 給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書

まとめ

年末調整によってその年の所得税及び復興特別所得税の納税が完了し、改めて確定申告の手続をとる必要がなくなります。
年末調整を正しく行わないと所得税が還付されなかったり、自分で再度確定申告を行わなくてはいけなくなるので、しっかり書類を提出するようにしましょう。
年末調整や確定申告についてのお困りのことがございましたら、お気軽に当事務所にご相談ください。

年末調整の手順について
給与所得控除について
各種控除額について
配偶者特別控除について

 

 

税務・会計に関するお問合わせは趙会計事務所まで

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