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◆特定口座の確定申告◆そのほか

◆特定口座の確定申告◆

証券会社に証券口座を開設するときに、
特定口座を開設するかしないかを選択することができます。

特定口座を開設する時には、必ず『源泉徴収あり』か、『源泉徴収なし』の
いずれかを、選択しなければなりません。

『源泉徴収あり』と『源泉徴収なし』の大きな違いは確定申告の有無です。
『源泉徴収あり』ならば、確定申告は不要です。 

節税に有効活用する方法が2つあり、そのために確定申告をする選択肢があります。
まずひとつは、株式の譲渡損と譲渡益を損益通算する方法です。
そして、もうひとつが、株式の譲渡損失の繰越控除制度を利用する方法です。

証券会社では計算されませんので、
ご自身で確定申告を行っていただく必要があります。

損益通算をするためには、株での損失を申告しておかなければなりません。
この場合は申告分離課税を選んでください。総合課税を選んでしまうと、
損益通算だけでなく繰越控除も受けられなくなりますので注意してください。

損失を繰り越すことで、翌年に利益が出ても、前年の損失を差し引いて課税されるので、
翌年出た株式の売却益に対する税金を抑えることができます。

税金を節約できる制度です。
ご自身の税金対策としてぜひご活用ください。

税務・会計に関するお問合わせは趙会計事務所まで

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